原点回帰!IT業界に蔓延る技術力0の元ダメPMのブログ

原点回帰で技術力をつけたい技術力0の元ダメPMです。技術力がないとやっていけないフリーランスエンジニアの世界に背水の陣で飛び込みました。本ブログでは技術の話だけでなく起業の事とかお金の事とかなんでも備忘録的に綴って行きます。

北海道情報大学の履修計画

先日の記事の通り、北海道情報大学の履修登録において年間取得単位の上限である58単位を登録しました。

仕事と勉強を両立しないといけない社会人学生にとって、これは相当無茶な履修登録なので、正直なところ全単位取得する自信は全くないのですが、取得できるか否かは置いておくにしろ、かなり念密な履修計画を立てないといけません。

先日の記事では何も考えずにとりあえずMAXまで履修登録しただけの様に書いておりましたが、意外と考えた上で履修計画を立てていたので、今回はその時の履修計画策定方法を記事にします。

社会人大学生の履修計画を具体的に書いているサイトはあまりないので、同じ様に履修計画を立てないといけないみなさんの参考になれば幸いです。

北海道情報大学の単位取得について

北海道情報大学では教養科目・専門科目含めて必ず単位を取らないといけない必修科目がありませんので、自由に履修科目を選択する事ができます。
極端な話、自分が興味のある科目の単位取得だけで卒業も可能です笑

難易度設定

前述の通り必修科目がないので、自分の興味のある科目だけを履修する事はできますが、仮に自分が興味のある科目だけを履修したとしても、学位取得に必要な科目を全て分け隔てなく同じ分量だけ勉強する事は時間的に不可能です。

そこで、卒業の為の単位取得を念頭においた科目の履修が必要になりますので、「勉強量の多さ=難易度の高さ」として難易度を5段階に設定し、科目毎に難易度を割り振ります。

難易度 振り分け基準
1 既に知見・スキルが備わっており特に勉強をしなくても問題ない科目(主に専門科目の中でプログラミングやサーバ構築などの実践的な内容の科目)
2 とくに興味はないが、試験の持ち込み物が自由など、暗記量が少ない科目(主に教養科目の中でインターネット試験実施科目)
3 教養科目・専門科目問わず、自分がしっかりと勉強し理解したい科目で試験の持ち込み物が自由など、暗記量が少ない科目(主に専門科目の中でプログラミングやサーバ構築など実践的な内容の科目)
4 とくに興味はないが、試験の持ち込み物が一切不可の為、暗記量が多い科目(主に教養科目の中で会場試験実施科目)
5 教養科目・専門科目問わず、自分がしっかりと勉強し理解したい科目で試験の持ち込み物が一切不可の為、暗記量が多い科目(主に専門科目の中で基礎や理論など知識を蓄える科目)

難易度毎の意味合い

科目毎に難易度を割り振る事によって、以下の通りおおまかに難易度ごとの意味合いが見えてきます。

難易度1〜2

単位取得の為だけの科目で勉強量が少ない為、科目履修においては難易度3・5とのバランス調整を行う科目

難易度3

できるだけ履修したい科目で履修優先度が高い科目

難易度4

興味の無い勉強量の多い科目なので基本的には履修しない科目

難易度5

できるだけ履修したい科目で履修優先度が高い科目

履修計画の策定

難易度毎の意味合いが見えてきた所で本題の履修計画の策定です。

履修時期

まず、履修時期についての説明ですが、北海道情報大学通信教育部は1年が前期と後期にわかれており、さらにそれぞれ前半と後半にわかれておりますので、1年に4つの時期がある事になります。
それぞれの時期の学習・レポート作成期間と試験時期を表にすると以下となります。

前期(4月〜9月)後期(10月〜3月)
前半
(4月〜6月)
後半
(7月〜9月)
前半
(10月〜12月)
後半
(1月〜3月)
学習・レポート作成期間4月6月10月12月
試験時期5月7月11月1月

必ず履修したい科目の選定と履修時期

まず必ず履修したい科目を選定します。
難易度の意味合いを決めた上で各科目に難易度を割り振っているので、基本的には難易度3・5の科目のみが挙がってくるはずです。

それを前述の時期毎で重みが同じになる様に履修時期に割り振っていきます。

難易度1〜2の選定と履修時期

必ず履修したい科目の履修時期を決めたら、それぞれの時期の重みがの合計が同じになる様に難易度1〜2の科目の履修時期を決めていきます。

履修計画を策定したら

ここまででそれぞれの時期毎の勉強量がだいたい同じになるはずですので、これで履修計画の策定は完了となります。

履修計画を策定したら、策定した計画を元に次は勉強計画を立てて行きます。

履修計画で時期毎に必要な科目と勉強量がざっくりと算出できるかと思いますので、あとはスケジュールに落とし込むだけとなります。

履修計画例

一気にダーっと書いてしまい、非常に分かりにくいかと思いますので、最後に履修計画策定の例を示します。

条件

  • 必要な科目数は29科目(全て2単位と想定)
  • 難易度3科目を12科目、難易度5科目を4科目履修する

難易度3と難易度5の重みの計算

まず難易度3と難易度5の重みを計算します

  • 難易度3の重み:3×12科目=36
  • 難易度5の重み:5×4科目=20

難易度3と難易度5の時期の割り振り

次に難易度3と難易度5の科目の重みの合計が均等になる様に各時期に割り振ります。

今回の場合各時期で難易度3の科目が3科目、難易度5の科目が1科目それぞれの時期に割り振られます。

前期(4月〜9月)後期(10月〜3月)
前半
(4月〜6月)
後半
(7月〜9月)
前半
(10月〜12月)
後半
(1月〜3月)
学習・レポート作成期間4月6月10月12月
試験時期5月7月11月1月
科目難易度3 3科目
難易度5 1科目
難易度3 3科目
難易度5 1科目
難易度3 3科目
難易度5 1科目
難易度3 3科目
難易度5 1科目
重み14141414

難易度1〜2の選定と重み付け

ここまでで16科目・合計32単位の履修科目を割り振りましたので、のこり13科目・合計26単位の科目を難易度1〜2の科目から選定します。

ここでは以下の通りとします。

  • 難易度1の科目から9科目選定
  • 難易度2の科目から4科目選定

それぞれの重みは以下となります

  • 難易度1の重み:1×9科目=9
  • 難易度2の重み:2×4科目=8

難易度1〜2の時期の割り振り

難易度1〜2の履修科目を選定したら、それぞれの時期に重みが同じになる様に割り振ります。

前期(4月〜9月)後期(10月〜3月)
前半
(4月〜6月)
後半
(7月〜9月)
前半
(10月〜12月)
後半
(1月〜3月)
学習・レポート作成期間4月6月10月12月
試験時期5月7月11月1月
科目 難易度3 3科目
難易度5 1科目
難易度1 2科目
難易度2 2科目
難易度3 3科目
難易度5 1科目
難易度1 2科目
難易度2 2科目
難易度3 3科目
難易度5 1科目
難易度1 2科目
難易度2 2科目
難易度3 3科目
難易度5 1科目
難易度1 3科目
難易度2 2科目
重み20202021